接種可能な主な予防接種

定期接種 任意接種
生ワクチン 麻疹風疹混合(MR)
麻 疹(はしか)
風 疹
BCG
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
水 痘
   
不活化ワクチン 急性灰白髄炎(ポリオ)
PT/DT(二種混合)/DTP(三種混合)
    (P:百日咳、T:破傷風、D:ジフテリア)
日本脳炎
インフルエンザ
子宮頸癌ワクチン(ヒトパピローマウイルス)
ヒブ
小児肺炎球菌

A型肝炎
B型肝炎
インフルエンザ
破傷風トキソイド
ジフテリアトキソイド
狂犬病
コレラ
肺炎球菌(23価多糖体)




 生ワクチン・不活化ワクチンとは?
生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、これを接種することによってその病気にかかった場合と同じように免疫をつけるワクチンです。一方、不活化ワクチンは、細菌やウイルスを殺し、免疫をつくるのに必要な成分のみを取り出して毒性をなくしたもので、接種することにより同じように免疫をつけることができます。生ワクチンは元のワクチンと同じように体内でウイルスが増殖するので、次に別のワクチンを接種するまで27日間の間隔を開ける必要があります。不活化ワクチンは体内でウイルスが増殖しないので、次のワクチンをするのに6日間間隔を開ければ接種可能ですが、体内のウイルス量が少ないので十分な免疫をつけるために何度もする必要があるのです。


乳幼児〜13才未満の定期予防接種(従来分)

種類 対象者 回数 間隔
三種混合
(ジフテリア・百日咳・破傷風)
生後3ヶ月以上7歳6ヶ月未満 1期初回3回 20日から
56日まで
個別接種
1期追加1回 1期初回終了後6か月以上あける
四種混合
(ジフテリア・百日咳・破傷・ポリオ)
生後3ヶ月以上7歳6ヶ月未満
1期初回3回 20日から
56日まで
1期追加1回 1期初回終了後6か月以上あける
二種混合(ジフテリア・破傷風トキソイド) 11才〜13才未満の者 1回
BCG 1歳未満
1回
水痘 生後1歳から生後3歳に至までの間にある者 2回 1回目接種後6月から12月まで
麻しん風しん
混合(MR)
1期 1歳以上2歳未満 1回  
2期 5才以上7才未満で小学校入学前の1年間
(年度内に6歳になるもの)
1回  
日本脳炎 1期 生後6か月以上7歳6か月未満
(標準的な接種年齢:1期初回は3歳以上4歳未満、1期追加は4歳以上5歳未満)
 
1期初回2回 6日から28日まで
1期追加1回 1期2回目終了後6か月以上
2期 9才以上13才未満の者 1回

インフルエンザ

種類
対象年齢 回数
インフルエンザ
(3価ワクチン:A型H1N1,H3N2/B型)
定期 65才以上の者 年1回 個別接種
60歳以上65歳未満の者であって、心臓、じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者
任意 上記以外の者(下記↓に記載)

(注1)平成23年度より新型インフルエンザ(H1N1)は通常の季節性インフルエンザとして接種されることになりました
(注2)定期接種には各町からの補助金があります。個人負担金にはそれぞれ相違があります。詳しくは各町の担当課まで

年齢群 接種用量・方法 接種間隔・回数
13歳以上 0.5mlを皮下 1回又はおよそ1〜4週間(免疫効果を考慮すると4週間おくことが望ましい)の間隔をおいて2回接種
3〜13歳未満 0.5mlを皮下 およそ1〜4週間(免疫効果を考慮すると4週間おくことが望ましい)の間隔をおいて2回接種
3歳未満* 0.25mlを皮下

*製剤により接種できる年齢に若干の相違があります